これがはじまったら出産はもう間もなくです!
~出産直前にみられる体の変化 ~
- おしるし
子宮口が開きはじめることでほんのりと出血する、出産前のお知らせです。
この時期に出血があると少し不安になるかもしれませんが、多くのママにみられる兆候ですから、いよいよ出産が始まるのだと心構えをしましょう。おりものに少し出血が混じった状態の人もいれば、軽い生理程度の人などさまざまですが、臨月に入ったらおりものシートなどをしておくといいですね。
おしるしは何度も症状がみられる人、おしるしがないまま陣痛が始まる人などまちまちですが、おしるしがあってから数日後に出産というケースが多いようです。
おしるしがあったからといって、安静に過ごす必要はありません。普段通りの生活を送るほうが、スムーズな陣痛に繋げることができます。
- 陣痛
陣痛は、赤ちゃんを産みだすために子宮が収縮することで起こる痛みです。出産はこの陣痛のタイミングにあわせて進んでいきます。
最初は、陣痛を感じる間隔も不規則で痛みも軽い、前駆陣痛という状態から始まります。
前駆陣痛が始まると、子宮口は少しずつ柔らかくなり、開いていきますが、これは本陣痛とは違うので、この段階ではあわてて病院に行く必要はありません。
そして、不規則だった痛みが徐々に規則正しく繰り返されるようになったら、本陣痛の始まりです。痛みが出てから次の痛みが出るまでの時間を計るようにして、10分間隔になったら病院に連絡をするのが一般的です。
5分間隔になってから病院に来てくださいなど、ママの体の状態にあわせた指示をしてくれるでしょう。初産よりも経産婦のほうが子宮口が開きやすいので、陣痛の間隔が早く短くなる傾向にあります。
- 破水
破水は、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて羊水が流れ出ることです。これにも個人差があって、少量ずつじわじわと羊水が出てくる場合もあれば、パン!という音と共に一気に羊水が流れ出る場合もあります。 通常はおしるしや陣痛の後に子宮口が全開になってから破水しますが、破水があったのなら、至急出産予定の病院に連絡をしましょう。 出産前はこうした兆候が現れることを、事前にパパにも伝えておき、いざというときパパも対処ができるように心構えをしておいてもらえるといいですね。




















