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ママに必要な栄養①妊娠中に必要な栄養素

#妊娠初期(2.3.4) #妊娠中期(5.6.7) #妊娠後期(8.9.10)

 妊娠中は「バランスよく」が基本

妊娠中は「食べたものがママの体を作り、赤ちゃんを育てる」ものです。肉・魚・野菜をバランスよく摂取し、一日三食、規則正しく食べることが大切です。


妊娠中のママの体は非常に敏感です。食べる物に気をつけて体調をうまくコントロールしましょう。塩分、糖分、脂分を普段より控えめにすることが重要です。

厚生労働省で提唱している4つのことがあります。

● 「主食」を中心に、エネルギーをしっかりと

● 不足しがちなビタミン・ミネラルを「副菜」でたっぷりと

● 体作りの基礎となる「主食」は適量を

● 牛乳・乳製品などの多様な食品を組み合わせて、カルシウムを十分に


妊娠中に積極的に摂るべき栄養素

・葉酸

葉酸は細胞分裂を促進し、赤ちゃんの成長を促してくれる栄養素です。

(参考食材:ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、枝豆、いちごなど)

・カルシウム

カルシウムは骨や歯になりますが、不足すると弱くなってしまいます。

(参考食材:牛乳、小松菜、モロヘイヤ、ししゃも、いわし、豆腐)

・鉄分

貧血の原因は鉄分不足。妊娠中は胎盤を通して赤ちゃんに血液を送り込むので貧血になりやすくなります。

(参考食材:高野豆腐、ほうれん草、小松菜、レバー、牛肉、牡蠣など)

・ビタミンB6

つわりの原因となるアミノ酸の代謝不良を正常にする働きがあるので、つわりのつらい時期におすすめです。


つわりで同じものしか食べられない

つわりの時には「食べられるものを食べられるだけ食べる」という気持ちでOK。多量に食べるとカロリーや糖分、塩分が心配な食品でも、つわりでほとんど食べられないようなときは特別です。そんなときにはサプリメントで補給してあげるのもいいですね。


坂田 清美(さかた きよみ)先生

助産師。病院、助産院勤務、新生児訪問などを経て、現在は帝京平成大学で看護学校・助産師学生の指導・育成にあたっている。

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