各行政によって名称は違うので、ホームページなどで調べるのが一番ですが、市区町村によっては産後のデイケアやショートステイ先を紹介してもらえたり、1時間700~1000円などの安い価格でサービスを受けられるなど、費用の援助または一部負担してもらえる助成金システムがあります。
出産前に登録しておかなければいけないものもあるので、今のうちに確認を。
行政の妊娠・出産にまつわる支援は地区町村によって異なるので、
産後の助成金を調べていると、妊娠期のサポート情報も収集できますから、
妊娠中のママもまだまだ先のことと考えずに、一度ホームページなどをチェックしてみましょう!
産後サポートには、家事を中心としたもの、育児も含めてトータルなケア、産後ドゥーラのように耳慣れないものまでさまざま。そうしたサービスの一部をご紹介しますね。
調べてみると、どのように関わってもらいたいか、
どんなサービスが必要か?が見えてきますよ。
調べておきたい産後サポートのキーワード
●産後ヘルパー
●ベビーシッター
●家事代行
●産褥シッター
産後8週までの産褥期にサポート。ベビーシッターとは違い、赤ちゃんのケアだけでなく、料理や洗濯・買い物など、家事も代行してもらえます。産褥期を過ぎても、産後シッターとしてお願いできる場合もあります。
●産後ドゥーラ
ギリシャ語で「他の女性を支援する、経験豊かな女性」という意味の「ドゥーラ」は、アメリカで広まった出産前後の女性をサポートする専門家のこと。産後の家事&育児のサポートはもちろんのこと、切迫早産で安静が必要なときをはじめ、妊娠中の不調時サポートなど幅広く対応してくれます。産後ヨガやベビーマッサージなどさまざまな支援メニューが用意されていることも。
●ファミリーサポートセンター
市区町村によって設立運営されている、地域において育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり、育児や介護について助け合う会員組織です。育児に特化したサービスではありませんし、登録者には男性もいますから、依頼するときに女性で産後に頼れる人とお願いしてみるといいでしょう。地域の人という心強さと、リーズナブルな価格がメリットです。
●産後デイケア
自宅に来てもらうのではなく、赤ちゃんを預ける、または母子で訪れるシステムが主流です。地区町村によっては、開催日時が決まっていて、1000円程度で3時間以上預けることができたり、随時受け付けてくれたりとさまざまです。産後のママの休養や赤ちゃんの適切なケアを目的としていて、助産師さんに育児や母乳育児についてのアドバイスを受けられる施設もあります。
●産後ケアハウス
日帰りのデイケアに対し、滞在型の母子支援を目的とした施設です。実家が遠くて里帰りができないといったときも、まるで実家にいるようなくつろいだ環境でサポートしてくれます。食事はもちろん、マッサージなどのママの体ケアなどさまざまなサービスがあり、24時間体制のサポートが受けられます。パパ同伴で利用できるところも。
●ネットスーパー
●食材配達
気軽に買い物にも行けない時期ですし、重い荷物も持てない時期。配達してくれるだけでもありがたいものですよ。
●保育園・保育所
一時預かり、短時間保育 保育園や幼稚園に入園前の兄弟がいる場合は、産後だけ一時預かりや短時間保育を利用するママもいます。
●プレネイタル(ペリネイタル)・ビジット
育児や家事のヘルパーとは違いますが、小児医療機関で育児に対する不安を抱えるママの相談にのってくれるシステムです。産婦人科の紹介で小児科を訪れるケースが多く、産前または産後1~2カ月の間に個別相談を受けられます。取り組んでいる事業所はまだ全国区とはいえませんが、産前のうちに産後の不安を解消できたり、新生児の肌や便の状態なども個別でみてもらえるなど、どんな不安にも相談に乗ってもらえるので、体験者の満足度の高い制度です。
産後サポートについて夫婦で相談を♪
出産に向けて必要な準備は、ベビー用品などの“物”ばかりではありません。 赤ちゃんのケアで忙しくなるものの、産後すぐはママの体もゆっくり休ませた方がいいので、育児の体制も考えておく必要があります。
ママが一人で頑張らず、周囲のサポートにいかにゆだねるか? という体制づくりです。
パパ&ママどちらかのご両親やご家族に手伝いに来てもらう、里帰りをする、パパが仕事からいつもより早く帰れるまたは休めるように手はずをとるなど、いろいろな方法をパパと一緒に検討しましょう。
市区町村が行っている産後のサポートを利用したり、家事代行、産褥・産後シッターを頼んだりするのもひとつの手です。なかには産前から利用できるサービスもあります。
ヘルパーさんは頼まずとも食材の配達サービスを利用しているママもいるようです。
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