赤ちゃんはちょっとのことで咳をします
咳というのは、喉や気管、肺などに異物が入ったときに、体がタンと一緒に異物を外に出そうとして起きる反応です。
風邪やその他の感染症により咳が出る場合もありますが、赤ちゃんは気管支などの発達が未熟なので、ミルクやほこりなどが喉に入ったり、気温が変化しただけでも咳をします。
赤ちゃんが咳をしたら、咳の状態と赤ちゃんの様子、その他の症状をよく観察することが大切です。
元気で食欲があるようなら、呼吸がラクになるようにケアをして、しばらく様子を見ましょう。
赤ちゃんが咳き込んだら
背中をトントン
手のひら全体を使って背中をさすったり、トントンと軽くタッピングしましょう。
たて抱っこ
たて抱きにすると呼吸がラクになり、タンも出やすくなります。
水分はこまめにとって
水分補給は忘れずに。ミルクでも湯冷ましでも、普段飲み慣れているもので喉をうるおして。
メンソール系クリームを胸に塗る
メンソール系のスースーするクリームを胸元などに塗ると、呼吸がラクになり、
気分もスッキリします。
お部屋の換気と湿度の調整
お部屋はまめに換気して空気を入れ替えましょう。
空気が乾燥していると咳が出やすいので、適度に加湿して。
上体を高くして寝かせる
横になるときは上体を高くすると◎。
タオルや座布団などを頭から背中にかけて敷きます。
心配な咳の見分け方
「コンコン」乾いた咳(タンのからまない咳)→おうちで様子見。
睡眠が取れていて、食欲、元気があれば、様子を見ていてOK。
「ゴホゴホ」タンのからんだ咳→元気がなければ受診
いつもより食欲がなく、なんとなく元気がない。睡眠もあまり取れないようであれば、受診しましょう。
「ケンケン」「ヒーヒー」苦しそうな咳→すぐに受診
咳き込みが激しく激しく呼吸が苦しそう。ぐったりしている。 泣き方に元気がない。顔色が悪いなどの場合はすぐに病院へ。




















