赤ちゃんのちょっとした表情や行動に、たくさんの「心」を想像してみよう
みなさんは、街中でお散歩中のかわいいワンちゃんと目があったとき、つい話しかけたくなっちゃうことってありませんか? おなかをごろん♪と見せてくれたりすると、「なでてほしいのかな?」「甘えたいのかな?」と気持ちを想像しますよね。言葉が通じないのに話しかけたくなるのは、ワンちゃんが「心を持った存在」だと思っているからです。
生まれてすぐの赤ちゃんはふにゃふにゃしていて、本当に未知の生き物です。でも、未知の生き物と思ってしまうと関係性は築けません。まだ言葉は理解できないし、何を考えているかわからないけれど、赤ちゃんのちょっとした表情や行動に「心」を見つけることが、コミュニケーションの第一歩につながります。
赤ちゃんとのきずなを深める「パパトレ」にチャレンジ!

赤ちゃんと一緒に多くの時間を過ごすことが大事だとわかっていても、仕事や家事、上の子のお世話で忙しくて反応できないママも多いですよね。そんなママの様子を見て、協力したいけど何をしたらいいかわからない…と悩むパパもいると思います。
育児は、どうしてもママに負担が集中しがちです。「パパも手伝ってくれたらいいのにな…」「なんだか疲れちゃったな…」とママの気持ちがネガティブなほうに向いてしまいそうになったら、ママひとりで対処しようとせず、サインに気づけるようにパパをトレーニングしちゃいましょう!
●ママに教えてもらいながら、パパも赤ちゃんの様子を観察してみよう
「この泣き方はおなかが空いてるときだから、ごはんを食べさせてあげて」「ほら、ほっぺがピクッとしたのは笑ったのよ、パパも笑い返してあげて」と、ママと一緒に赤ちゃんの様子を見てみましょう。ママにサインを教えてもらってパパがお世話をする、というのも赤ちゃんとのきずなを深めますよ♪
●いきなり遊ぼうとせず、まずはだっこでスキンシップを
好きな人に触られないとだめなのは赤ちゃんも同じです。赤ちゃんにとってパパが「好きな人」になれるように、まずは抱っこでパパの体温や匂いを感じさせて、赤ちゃんに安心感を覚えさせましょう。たくさんふれあって安心できる存在になると、赤ちゃんがパパを頼るようになります。

お話を伺った先生
森口佑介(もりぐち ゆうすけ)先生
京都大学大学院 教育学研究科准教授。発達心理学を専門とし、子どものセルフコントロールや想像力に関する研究を行っている。NHK Eテレ「すくすく子育て」にも出演中!
イラスト:大塚みちこ




















