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親子のきずなが深まる3つの法則①赤ちゃんは、ママとパパとのふれあいが大好き!

#パパ

 生まれたばかりの赤ちゃんは、大人みたいに会話したり、喜怒哀楽を上手に伝えたりすることがまだできません。だからこそ、「赤ちゃんって何を考えているのかわからない…」「だっこしようとしても泣いちゃって、嫌われてるのかな…」と、ふれあい方に悩むママやパパはいると思います。

でも、わからないからこそ「この子は今何を伝えたいんだろう? 何を考えているんだろう?」とママやパパが赤ちゃんの気持ちを想像するのって、とっても大事なことなんです。成長のペース、性格、好きなものや嫌いなもの…ひとりひとり違うから、これが正しいというルールはありません。「失敗して当然!」と力を抜いて、ゆっくりきずなを深めていきましょう。


赤ちゃんがよろこぶふれあいポイント①

赤ちゃん向け発話やオノマトペなど、赤ちゃんに伝わりやすい言葉や表現で話しかけよう!

大人に話しかけるときと同じ話し方をしても赤ちゃんには伝わりません。赤ちゃん向け発話(◯◯でちゅね〜、◯◯かな〜?など)やオノマトペ(ポカポカ、ぐるぐるなど)を使いながら、ゆっくりと声に抑揚をつけて話しかけてあげましょう。


赤ちゃんがよろこぶふれあいポイント②

赤ちゃんが見せる表情の変化や行動などのちょっとしたサインに反応してあげよう!

大人が泣くときは「悲しい、寂しい、うれし泣き、感動」など感情を表す場合が多いですが、赤ちゃんの『泣く』には「空腹、暑い、寒い、ねむい、気持ちが悪い、だっこしてほしい、痛い、理由はないけど泣きたい」などさまざまな理由があります。ママやパパに気づいてほしくて、サインを出しているのです。


赤ちゃんがよろこぶふれあいポイント③

ママは読み聞かせやおうた、パパはからだを使った遊びで、遊び方に違いを出そう!

ママにはどうしてもかなわない…とパパが諦めがちな赤ちゃんとのお遊びタイム。ママは読み聞かせやおうたなど「赤ちゃんがリラックスする遊び」、パパはおひざの上に乗せてリズムをとる遊びや体操など「からだをいっぱい使う遊び」と遊び方に違

いを出すと、赤ちゃんは刺激を感じて、とてもよろこびますよ。


お話を伺った先生

森口佑介(もりぐち ゆうすけ)先生

京都大学大学院 教育学研究科准教授。発達心理学を専門とし、子どものセルフコントロールや想像力に関する研究を行っている。NHK Eテレ「すくすく子育て」にも出演中!

イラスト:大塚みちこ

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